全身の症状

猫が水を飲まない原因は?病気なの?何日くらいなら大丈夫?

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「猫が水を飲んでいる姿をほとんど見ない。水を飲まないのは何かの病気のせいなの?」

「お皿の入れた水が全然減っていない!猫が長い時間水を飲んでいないかもしれないけど、放っておいても大丈夫?」

こんな疑問はありませんか?

猫があまりにも水を飲まないと、もしかして病気のサインじゃないのか、普通の猫はどのくらい水を飲んでいるものなのか、と飼い主の方は不安になりますよね。
そこで今回は、猫が水を飲まないと心配になった飼い主様が感じることの多い疑問や、猫が水を飲まない原因とその対処法について解説したいと思います。

水を飲まない猫に関してよくある疑問

今まで犬を飼っていた方が初めて猫を飼うと、その飲水量の少なさに驚く方が多いのではないかと思いますが、猫の祖先は水の少ない砂漠地帯に生息していたため、元々あまり水分をとらなくても生き延びていける体になっています。
まずは「猫が水を飲まない」と心配になった飼い主の方がよく感じる疑問を、ピックアップして解説したいと思います。

猫が必要とする水分量はどのくらい?

ドライフードを食べている健康な猫が1日に飲む水は「体重1kgあたり約20〜45ml」とされており、5kgの猫であれば、1日に100〜225ml程度の飲水量であれば問題ないということになります。
季節や天候によっても猫の飲水量は変わりますが、中でも飲水量を大きく左右する要因は、ウェットフードをどのくらい食べているか?という点です。
ドライフードに含まれている水分量は7〜10%程度ですが、ウェットフードには70〜80%もの水分が含まれていますので、ウェットフードを多く食べている猫の飲水量が減ることは当然のことになります。

どうやって飲水量を測ったらいい?

猫の飲水量が本当に少ないのかを客観的に評価するためには、実際どのくらい飲んでいるのかを測定してみる必要がありますので、測定方法についてご説明しましょう。
飲水用の容器にあらかじめ測定した重さの水を張り、24時間経過したら入れた水の重さよりどのくらい減っているかを測定します。
これでおよその“見かけの飲水量”が分かります。
そして缶詰食を与えている場合は、与えている缶詰の重さ×0.8で”食事からの水分量”を計算します。
あとは“見かけの飲水量”と“食事からの水分量”を足してみて、前述の「体重1kgあたり20ml」より少ないかを比べてみましょう。
もし、より厳密な飲水量を測定したいのであれば、容器から蒸発した水分量を計算に入れたり、食べている缶詰内の水分量をメーカーに問い合わせて計算してみるとよいでしょう。

猫は絶水状態でどのくらい大丈夫?

猫の体にとって水分が重要であることは我々人間と同じで、排便や排尿、呼吸、皮膚からの蒸発などで常に体から水分が奪われていますので、健康な猫が1日の間で全く水を飲まないということはありません。
人間は災害時などで飲まず食わずの状態になってしまうと、3日程度で危機的な脱水症状を引き起こし命の危険に晒されます。
いわゆる“72時間の壁”です。
猫の場合、具体的に何日までなら大丈夫というデータは見当たりませんが、丸1日でも水を飲んでいないのは異常なことと考えましょう。

飲んでいる水分量の割に尿はしっかり出ているけど大丈夫?

水分の摂取量が減ると脱水状態になるため、尿の回数が極端に減ったり、尿の色が濃くなります。
もし測定した飲水量も少なく、このような症状も伴っているのであれば、脱水症状を引き起こす病気になっている可能性がありますので、できるだけ早く動物病院を受診するようにしましょう。

猫の飲水量が少なくなる原因とは?

全く水を飲んでいないということはないにしても、いつもより猫の飲水量が少なくなる原因にはどんなものがあるのでしょうか?

ウェットフードを主体にしている

前述の通り、ドライフードを全く食べずウェットフードばかり食べていると、どうしても見かけの飲水量は少なくなります。
まずは先ほどの測定方法で水分摂取量を計算してみましょう。

体調不良、食欲不振

食事をしっかり摂らないと飲水量も減ってしまう傾向にあります。
元気食欲はしっかりあるのか、嘔吐や下痢などの症状がないかを確認しましょう。
そしてもし気になる症状が見られるようであれば、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

病院で点滴をしてもらった

避妊手術や去勢手術などを受けた後から猫の飲水量が少ないことが気になった場合、手術中の点滴が影響している可能性があります。
ご心配な場合は手術を受けた動物病院にご相談していただくといいと思いますが、一般的にちゃんと尿が出ていれば問題ないと考えていいでしょう。

高齢の猫

高齢の猫は寝ている時間が長く、「喉が渇いた」という感覚が鈍くなるため、飲水量が減ることがあります。
このような猫は行動範囲も狭くなりますので、猫が水を補給しやすいところに水飲み場を移動してあげるといいでしょう。

季節の関係

冬は気温が低いため、夏に比べ飲水量は少なくなることがあります。

猫の飲水量を増加させる方法とは?

猫は元々飲水量が少ないために、尿路結石や慢性腎不全の発症リスクが高い動物です。
もしこのような病気の解消や予防のために猫の飲水量を増やしたい場合、飼い主の方はどのような対処をしたらいいのでしょうか?

容器の形を変えてみる

小さすぎる容器では飲水時に猫のヒゲが容器にぶつかってしまい、猫は水が飲みにくくなってしまいますので十分な大きさの容器を選ぶようにしましょう。
また時々、蛇口から流れる水を飲むのが好きという猫がいます。
このような猫には“ウォーターファウンテン”という循環装置を利用してみてもいいかも知れません。

水の置き場所を見直す

人通りの多い場所や洗濯機の近くなど落ち着かないところは、猫が安心して水を飲むことができませんので、静かな環境で水を飲めるようにしましょう。
また何部屋もあるお宅では、複数箇所に猫の水飲み場を作ってあげると良いでしょう。

水の取り替えをこまめにする

猫が食事後に水を飲むことで、水の入った容器にフードの残骸が浮いていることがあります。
そのまま放っておくと水の中に雑菌が繁殖してしまい不衛生ですので、水は最低1日2〜3回は交換するようにしましょう。

お湯をあげてみる

飼い主の入浴中にお風呂に入ってきてまでお湯を飲みたい、という猫がいます(特に冬場)。
すぐに冷めてしまうかも知れませんが、お湯好きな猫には時々容器にぬるま湯を入れてあげてみてもいいでしょう。

ウェットフードを利用する

高齢な猫や病気の猫でなかなか自分から飲水しようとしない場合は、ウェットフードを利用するといいでしょう。
ウェットフードは電子レンジで少し温めると匂いが立って、食欲がかき立てられることがあります。
ちなみに動物病院ではこのような猫に、少量で水分と栄養を摂取することができるウェットフード(ヒルズコルゲート社の“a/d缶”やロイヤルカナン社の“退院サポート缶”)を使うことが多いです。
グルメな猫でも比較的喜んで食べてくれますので、ご興味のある方はお試し下さい。

さいごに

猫は水分摂取量が少ない動物ではありますが、もし極端に飲水量が減っているなら体に何かトラブルが起きている可能性があります。
水を飲まない以外の症状はないか、排尿状態はどう変化しているのかをチェックするようにして、もしいつもと明らかに様子が変わっているのであれば、動物病院を受診するようにしましょう。

関連記事になります。合わせてご覧ください。

猫が脱水症状の正しい対処法とは?原因や見分け方を解説





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