全身の症状

猫が餌を食べない、水を飲まない。何日くらい生きられるの?

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「愛猫が餌を食べないんだけど…」

「餌を食べない、水も飲まない。それでも大丈夫なの?」

何て疑問はありませんか?

猫が突然ご飯を食べなくなったり、水も飲まなくなってしまった場合、とても心配ですよね。

どれくらい様子を見ていいものなのでしょうか?

原因や対処法と併せて解説していきたいと思います。

猫が餌を食べない、水を飲まない原因って何?

大きくわけて4つの原因が挙げられます。

ストレス

猫はとても神経質で、「いつもと違う」という環境の変化にとても敏感です。
例えば、餌を変えた、長時間留守番をした、引越しをした、新しい家族が増えた、といった些細な環境の変化で食欲がなくなってしまいます。
ストレスでご飯や水を取らない場合、他にもトイレ以外の場所で排泄をしてしまったり、血尿や頻尿などの膀胱炎の症状がでる、必要以上に体を舐める、元気がなくなり、部屋の隅でじっとしているなどの行動も見られたりします。
また、6〜7ヶ月ほどで避妊去勢手術をした後に食欲がなくなる猫も多いです。

わがまま

餌を他のメーカーに切り替えた時や、おいしいウェットフードやおやつをあげた後にいつものご飯を食べてくれないといった事態は猫で多く見られます。

病気・怪我の場合

病気による食欲不振といっても、内臓疾患や感染症、腎臓病、熱中症、脳神経障害など原因は様々です。
食欲不振の他に何か症状が出ていないか気をつけてみてあげることが大切です。
元気がなく、うずくまっている様なら、発熱や体のどこかに痛みがあると考えられます。
他にも、下痢、嘔吐、血尿などがないかも注意してあげましょう。
また、高齢猫の場合、腎臓病や癌が進行すると食欲がなくなります。

鼻水・鼻詰まり

猫が食事を食べる時に最も大切なのが「匂い」です。
猫風邪などの感染症にかかり鼻水でにおいがかげなくなると、食欲が減退します。

口の痛み

食欲不振の原因が口の痛みだった場合、歯周病や口内炎などが考えられます。
口の中の病気が比較的多く見られる猫ですが、口を開けるのを嫌がるので、獣医師の診察を受けた時には症状がかなり進行してしまっているということも多いようです。
口内炎を疑う症状としては、口臭やよだれ、食べるときに痛がるなどがありますので、普段からよく観察してあげてください。

吐いている

猫は毛づくろいをして毛玉を吐くという事は健康でも行いますので、吐いた状況やタイミング、吐いた物などをよく観察して、正確な情報を伝える事が大切です。
頻回な嘔吐や、水を飲んでも吐くような場合は重篤な病である可能性があります。
早めに獣医師に相談する事を強くお勧めします。

下痢

下痢が起こる原因は、腸自体の病気や感染、異物、中毒など様々です。
多量の血液が出ていたり、脱水症状がひどい場合や中毒の可能性がある場合はすぐに動物病院へ連絡をしてください。

水を飲まない

食欲不振に加えて、水を飲まないのであれば状況はかなり深刻です。
栄養はありませんが、水は生きていくのに必要不可欠なものです。
体のタンパクや糖分、脂肪などは仮に半分失われても動物は生きていられますが、水分は10%でも失われたら命に関わります。
普段、ドライフードを食べている場合は水を飲む事で水分を補うため、フードボウルのそばにはいつも新鮮なお水を用意しておいてあげましょう。
缶詰などウェットタイプのキャットフードである程度の水分を取り入れている場合は、頻繁に水を飲む姿を見かけなくても問題はありません。
食欲不振になった際には、栄養分だけでなく水分も摂れていない事を忘れないようにしましょう。
皮膚をつまんですぐに戻らない場合は明らかに脱水しており、もっとひどくなると目が落ちくぼんでしまいます。
脱水の症状が見られ、それでも水を飲まなかったり、食事をとらない場合は、動物病院で水分や栄養を補給してもらう必要があります。

加齢、寿命

猫が年を取ると、基礎代謝が低下して必要エネルギー量が少なくなります。
それに伴ってエサの量が減りますが、飼い主の目には「食欲がない」と映るかもしれません。
また、経年による歯の劣化により、あまり固いものを食べなくなるということもあります。

餌を食べない、水を飲まない場合の対処法

ストレスの場合

猫が何に対してストレスを感じているのか考えて、ストレス除去をしてあげる事が必要です。

家族や同居猫が増えた場合

猫はもともと縄張り意識が非常に強いので、はじめは両者を違う部屋にして扉越しから徐々に存在に慣らしてあげましょう。
数か月たっても慣れない場合は、無理せず別の空間で飼うようにしてあげた方が無難です。

留守番が多い場合

留守番中に暇にならないようなおもちゃやおやつを与えてあげましょう。

引っ越しをした場合

はじめは慣れたハウスやケージ、毛布などを暗い場所に設置してあげて、落ち着いて環境になれるまで無理をさせないようにしましょう。
引っ越し前に使用していた猫のトイレはできれば掃除をせず、においがついたままの状態で新居に持ってきてあげる事がベストです。

去勢避妊手術後

傷跡の痛みが治ってくれば、段々と食欲も戻ってきます。
心配だからと過剰に撫でたりせず、安静にしてあげてください。

わがままの場合

わがままの場合、今までその餌を食べていたのですから、食べられないわけではありません。
食べなくて心配だからとおいしいご飯をあげると、おいしいものをもらえるまで食べないという癖がつきますので、いつものご飯を食べるまで我慢しましょう。
それでも1日全く食べない場合は、フードを一部お湯でふやかしたり、猫用ふりかけなどのトッピングをかけて食べさせるなどの工夫が有用です。

病気・怪我の時の対処法

基本的には、具合が悪そうな症状が見られたら動物病院での受診をおすすめします。
自宅で確認することは、熱があるか?便や尿の状態はどうか?いつもと違うことはないかなどを診察時に答えられるようにしておいてください。
下痢の場合は、写真を撮ったり、便を少しビニール袋などに採取して持っていき、状態を診てもらうのも有用です。

加齢

自然な現象ですので、柔らかいものに切り替えたり、トッピングをするなど、老猫に配慮した工夫が必要となります。

猫は何日餌を食べなくても大丈夫?

猫は何日位食べなくても大丈夫なのでしょうか?
猫は絶食期間が長ければ長いほど命に関わってきます。
肥満の猫の場合は特に危険です。
肥満気味の猫が絶食すると、エネルギー源の糖分を食べ物から摂取できないので、変わりに体内の脂肪を消化して栄養分を確保しようとします。
その際に、短時間で急激に肝臓に脂肪が集まってしまい、肝臓が処理しきれずに脂肪がどんどん肝臓の細胞に溜まってしまい、肝リピドーシスとよばれる脂肪肝の状態になってしまいます。
脂肪肝の状態になると、肝臓は本来の機能を行うことができずどんどん肝細胞が死んでしまい、ついには肝硬変になり取り返しがつかない事態になってしまいます。
肥満の猫の場合は1.2日の絶食でも肝リピドーシスに陥ってしまいます。
そのため、猫が食べないという事で動物病院を受診しなければいけない目安は、1歳以上の成猫の場合24時間以内(1日)とされています。
子猫の場合は1~2ヶ月齢では8時間以内、2~3ヶ月齢では12時間以内、3~4月齢では16時間以内と短いので注意が必要です。
人間の場合は2.3日様子を見てしまうこともあるかと思いますが、猫は様子を見てはいけません。
また、食欲不振があってもなくても激しく嘔吐を繰り返す、何かを食べた後にけいれんを起こすなどの場合は、病院に連絡し指示を仰ぐようにしましょう。

猫は何日水を飲まなくても大丈夫?

猫が1日に必要とする水分量は、体重1kgに対して20~45ml/㎏位です。
成猫なら体内の60%が水分なので、1日に150mlから200ml程度の水分が必要となります
水分は、食べ物からも取るので、全てが飲み水で補われているというわけではありません。
もともと猫は、あまり水を飲まない動物です。
これは猫の祖先であるリビアヤマネコが砂漠で暮らしていた名残ではないかと考えられています。
猫は体内から排出される水分が少ないので、あまり水を飲まなくても良いといわれていますが、全く飲まないでいられるのは1日が限界です。
あまりに水分量が少ないと腎臓病の危険性や、尿路系の病気になりやすくなってしまいます。

さいごに

猫が食べない、水も飲まない場合で、明らかなストレスなどの原因に心当たりがないのであれば、深刻な病気が隠されている場合があります。
24時間を目安として、それ以上食べないようであればすぐに動物病院に連れていきましょう。
病院では様々な方法で食事を取らせ、肝リピドーシスの予防を行いながら原因を検査していくことになります。
ダラダラ食べる猫の場合、ご飯が減っていないことに気付くのが遅れてしまう場合がありますので、半日、長くても1日でフードが残っていたらそこに足さずに、毎回新しいご飯に変えてあげてください。
また、1回量をしっかり測ってあげる事も良いでしょう。





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