その他の症状

猫の足が腫れているけど原因は何?応急処置はどうしたらいいの?

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なんか足を気にするな?と思ってよく見てみたら足が腫れている!

こんな経験ありませんか?

見た目で気付くこともありますし、触っていて気づくこともあるかもしれません。

健康な状態で足が腫れるという事はあまりありません。

「猫の足が腫れる」という事について解説していきたいと思います。

足が腫れていることに気付いたらまずチェックするべきこと

足のどの部位が腫れているのか

猫の足が腫れているというと、どこが腫れているのを想像しますか?
足が腫れるといっても腫れる部位は関節、肉球、足全体など沢山あります。
どこが腫れているのかを確認します。

熱感や痛みがあるか

熱感や痛みが伴う場合は、外傷や爪が刺さるなど感染症に陥って炎症を起こしているような場合や、腫瘍に関連した皮膚疾患や運動器疾患が考えられます。
炎症を伴わない、いわゆる浮腫の場合であれば腎不全、心筋症により血栓が詰まった状態、腫瘍による血管の圧迫など血液循環が停滞していることが考えられます。

固いか柔らかいか

腫瘍の場合は骨のように固くなっている場合があります。
逆に、化膿して膿が溜まっていたりする場合は柔らかいです。
また、浮腫みの場合は押した指の跡がつくのが特徴です。
触った感触も診断の目安に重要です。

食欲や元気に変化が無いか

肝臓や腎臓の病気や、感染症にかかっている場合などは、元気がなく、食欲が落ちているような場合もあります。
全身疾患が隠されているのかの目安になりますのでよく観察してください。
では、これらを踏まえて腫れている部位別に原因を見ていってみましょう。

腫れている原因は?

それでは腫れている原因について解説します。

関節が腫れる原因

まずは関節が腫れる原因についてです。

怪我

足の関節が片方だけ腫れているときには、捻挫や脱臼、骨折といった怪我が考えられます。
高いところから落下したり、ドアに挟まれたり、誤って人にふまれてしまったり怪我の原因は様々です。
捻挫は関節をつないでいる靭帯が可動域(通常うごかせる範囲)以上に曲がってしまい、炎症が起こる状態です。
脱臼は骨が関節から外れてしまった状態です。
骨折も含めて、患部が大きく腫れあがる原因になります。
すぐには腫れない場合もあるので、気が付くのが遅くなることがあります。
歩き方がわずかでもおかしくなっているときは注意が必要です。

変形性関節炎

骨と骨をつないでいる関節に炎症が発生した状態を言います。
高齢になると発症リスクが高くなります。
体重がかかる前肢の肘関節や後肢の膝関節での発生が多いです。
歩き方がおかしくなり、関節の周囲に腫れが見られるようになります。

免疫介在性関節炎

人間の関節リウマチと同じような病気ですが、発生原因は詳しくわかっていません。
症状としては、関節が強ばったり腫れたりします。
自然治癒することはありませんので、病院でしっかりと検査が必要です。

感染性関節炎

傷口から病原体が侵入して関節に炎症が生じて膿が溜まることもあります。
免疫力が低下しているときに起こりやすいといわれています。
薬や外科的治療が必要になることが多い病気です。

肉球が腫れる原因

猫が不自然な歩き方をしているときは、肉球が原因のことがよくあります。

肉球の怪我

歩くたびに直接地に着くところなので、尖ったものを踏んだりどこかに引っ掛けたり、火傷したりして肉球を傷つけることはよくあることです。
足を気にしてペロペロ舐めていたり、かばうように歩くときは、肉球に異常が無いかチェックしてみてください。

猫が肉球を怪我してしまったけどどうしたらいいの?

形質細胞性皮膚炎

原因不明の肉球の病気です。
肉球が急にブヨブヨと膨らみ、むくみ、潰瘍(かいよう:皮膚がえぐれたようになる状態)を起こす病気です。
はっきりとした原因は不明ですが、本来皮膚を守る免疫の異常が考えられています。
猫自体は痛みや痒さはないので、経過観察しながら自然治癒するのを待つことが多いようです。
病気が進行すると出血、膿、足を引きずる、リンパ節が腫れてくるなどの症状がでます。
猫が患部を舐めて傷ついて破れたりすると手術が必要になることもあります。
様子を見ていても治らないときの治療法としては、抗生剤や合成副腎皮質ホルモン剤の投与、金療法、手術などがあげられます。

化膿をともなう腫れの原因

猫に起こりやすい化膿の原因は以下のものがあります。

膿瘍(のうよう:アブセス)・蜂窩織炎(ほうかしきえん:フレグモーネ)

主に猫同士のケンカの傷により起こる病気で、膿瘍は皮膚や皮下組織に膿が溜まり、蜂窩織炎は筋肉内に侵入するなどして、さらに拡大して正常組織との境界が不明瞭になった状態です。
歯や爪などが皮膚に突き刺さることで、口内や皮膚表面の細菌が侵入します。
これらの鋭利で小さい傷は表面の皮膚はすぐにふさがってしまいます。
傷口がふさがっても細菌は数日たつと内部で化膿してきます。
表面からは見えないところが厄介ですが、皮膚の下では細菌が増殖して、5日くらいで膿が溜まりポッコリと腫れて、放っておくと10日ほどで皮膚がやぶれて膿が出てきます。
化膿が酷くなると足が腫れ、食欲が落ちることもあります。
蜂窩織炎自体は足だけに出るものではありませんが、特に足は皮膚のたるみが少ないのでかかりやすいといわれています。
早めに治療をすれば2~3日で症状は治まりますが、化膿が酷くなると皮膚を切開して膿を出さなければならなくなります。
できるだけ猫同士のケンカをさせないようにすることが大事です。
もし外に出る猫であれば、帰ってきたとき傷がないかチェックしてあげてください。

巻き爪

爪の研ぎ損ねや爪切りを怠っていて、爪が長くなりすぎると、先端がくるりと円を描くように伸びて、自分の肉球に刺さってしまうことがあります。
爪が刺さった部分は腫れたり膿んだりすることがあります。
鋭利な爪が肉球にジワジワと刺さっていくので、かなり痛がるかと思いきや、猫は意外と平然としていることも多いです。
重症化するまで気付かず、ほとんどの指が刺さってしまってから気付くこともあります。
若い頃は自分で一生懸命爪を研いでいるので、あまり爪が伸びすぎる事は無いのですが、高齢になってくると爪とぎが億劫になり、なかなか自分でとがなくなり、発症することが増えてきます。

その他

蜂に刺された、ヘビやムカデに咬まれた

ぱっとすぐにはわからないかもしれませんが、蜂に刺されたり、外でヘビやムカデにかまれたりした場合、患部が大きく腫れあがる可能性があります。
嘔吐や痙攣、アナフィラキシーショックなど、もっと深刻な症状に陥ることもあり、たいへん危険な状況です。

猫が虫刺されで腫れる!原因は何?薬は何があるの?

浮腫み

年をとって代謝が悪くなると、むくんでしまうことがあります。
高齢猫で前足の先から腫れて来る場合に多い原因は血液の循環不全です。
腎不全でもむくみが足に出ることもあります。

腫瘍

足が腫れる原因になる腫瘍で、考えられる最も深刻な原因は悪性リンパ腫です。
悪性リンパ腫とは、全身のいたるところに存在しているリンパ組織が腫瘍化した状態を言います。
外用や抗生物質の内服をしても一向に治らず、どんどん悪化するようなときは腫瘍を疑い、レントゲン検査や針吸引検査を行います。

医原性

猫の場合、皮下点滴をした液体が重力で足に落ちてきて腫れることがあります。
液体ですので触ると波動感があります。
通常は半日程度で吸収されて消失します。
また、静脈点滴を行うために静脈に留置針を設置するのにテープを巻いたり、外傷の治療でテープを巻いたときに、きつく締まってしまい、テープより手先の部分がパンパンに腫れてしまうこともあります。
テープに少し切り込みを入れたり、まき直しをして足先をマッサージすると改善します。

さいごに

ちょっと調子が悪い位で、見た目でわかるほど足が腫れるという事はほとんどありません。
足が腫れるというのは、もしかしたら深刻な病気のサインかもしれません。
一刻も早く気付き、動物病院に連れていき、早期に腫れの原因を見極めることが大切です。
その上で適切な治療を行いましょう。
足が腫れている場合、命に関わることは無いと思っている飼い主さんは多いですが、発見が遅れたり、原因によっては命を落とすことも十分考えられます。
足の腫れを軽く見ないで早期に対応してあげましょう。





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