目(眼)の症状

猫の目やにが茶色、黒い、赤い、白い、黄色、緑色。色別の原因と病気を解説

投稿日:2016年12月16日 更新日:

猫

「猫の目やにの色がなんかおかしいんだけど…」

「片目だけに目やにができる」

「目やにがどろどろしているけど何?」

なんて悩んでいませんか?

目やにの色で何が原因か絞ることができます。
今回は目やにの色からわかる原因と病気について解説します。

目やにはなぜ出るの?

目の表面はまぶたや涙で常に覆われています。
涙は目の中に入ってきたゴミやウイルス、細菌などから眼球が傷つくのを守る役割があります。
涙の中には、水分以外にも油分や粘液が含まれていて、目の中に入ったゴミや異物と合わさり固まって排泄されたものが目やにです。
目やにが出るのは、目を浄化するために、正常な代謝が行われている証拠ですので問題ありません。
しかし注意しなければならない目やにもあります。
目やにの「色」や「状態」で判断するのですが、どのような色や状態だと注意しなければいけないのかを見ていきましょう。

赤~赤褐色、黒い目やに

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病気でない場合

カサカサと乾いた状態で、目の端にこびりついている黒や赤っぽい茶色の目やには、正常な状態の古い目やにが乾いたものです。
どんな猫の目にも発生するものであるため、心配はいりません。

病気の場合

・アレルギー

目やにの色が正常でも、起きている時にも大量に目やにが出たり、取ってもとっても出続けたり、常に目の下が黒や赤茶色く濡れている「涙焼け」の症状が出ている場合は、ハウスダストや花粉、食物などの原因物質によるアレルギーかもしれません。
目やに以外にもサラサラの透明の涙が多く、くしゃみなどの症状も見られます。

・黄色の目やにが乾燥したもの

黄色の目やには乾燥すると茶色に見える場合もあります。
一見すると正常な目やにの色でも、あまりにも量が多い、取ってもすぐに出てくるなど慢性化している場合は、念のために動物病院に相談してみてください。

・涙道(るいどう)の炎症、狭窄、閉塞

通常目やには涙と一緒に目の内側にある涙点から排泄され、涙小管(るいしょうかん)をとおって涙嚢(るいのう)にたまり、最終的に鼻涙管(びるいかん)という鼻とつながる穴に流れていきます。
この排泄経路を涙道といいます。
涙道の中のいずれかの場所が詰まったり、狭くなったりして、涙が鼻に流れないと、常に涙目になり、余分な涙が目からこぼれおちて涙の量や目やにが増えることがあります。
原因としては、鼻炎、副鼻腔炎による鼻涙管への圧迫、鼻腔や上顎骨周辺の腫瘍、涙小管の炎症、涙嚢の炎症、排水する穴が生まれつき閉じているなどの先天的奇形などが挙げられます。
またペルシャやヒマラヤンにおいては、顔面の骨格が鼻涙管を押しつぶしてしまうため、どうしても涙が詰まりやすくなります。
原因となっている涙道を通過させる処置や基礎疾患の治療を行います。
涙で湿った目の周りで雑菌が増えないよう、目やにを取り除いて清潔にしてあげましょう。

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白や黄色~緑色の目やに

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目やにが白や黄色~緑色の場合には注意が必要です。
どろどろやネバネバした状態の場合は、結膜炎に掛かっている、もしくは何らかの感染症に掛かっている事が考えられます。

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目に感染した細菌やウイルスは、白血球のような免疫細胞に取り込まれて排除されます。
細菌などを体内に取り込んだ免疫細胞が涙の中に増えると、無色透明なさらさらした液体が、にごった黄色から緑がかった色の、ねばねばとした粘液状に変化します。
いわゆる膿や黄色の目やには、侵入した細菌などを退治した白血球の死骸が増加している状態で、体が病原菌と戦っていることを示しています。
また、黄色や白の目やにが片方の目から出ているのか、それとも両目から出ているのか、という点も注意して見る様にしましょう。
猫同士の喧嘩や、足で目を掻いた時に、誤って眼球に傷を付けてしまった場合は、病変の有る方の目から黄色や白っぽい目やにが出ます。
また、涙の量も多く、片目をつぶったまま、目を開けづらそうにしている、などの症状が見られます。
両目から白や黄色、緑の目やにが出るのに加えて、くしゃみや発熱・結膜炎などを併発していたら、猫風邪と呼ばれる「ヘルペスウイルス」や「カリシウイルス」、特に目やにが多く出て目の周りまで腫れる場合は「クラミドフィラ・フェリス(クラミジア感染症)」に単独または複合感染している可能性があります。

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これらの症状が見られた場合は、すぐに病院で診察してもらう事をおすすめします。
症状が軽い猫風邪はとくに治療をしなくても自然に回復することもありますが、放っておくと気管支炎や肺炎に至る危険性もあるので、子猫や高齢猫は油断できません。
感染力も高いため、早期に治療を行わないと同居猫にも容易に感染してしまいます。

家庭での目やにのケア

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目やには放っておくと固まってしまい、目の周りに皮膚炎をおこしたりしますので、気がついたときに湿らせたコットンやガーゼなどでこまめに拭いてあげましょう。
この時、眼には触れないように気をつけてください。
人用のティッシュは線維が荒く、ウェットティッシュはアルコール成分が入っていることがあり、目を刺激してしまうこともあるので使用しないでください。
ペット用のものや、赤ちゃん用のアルコール成分が入っていないものがおすすめです。
固まってしまった目やには無理にはがすと、毛が抜けて皮膚から出血することがありますので、ぬるま湯に浸したコットンでふやかして柔らかくしてから取り除いてあげてください。

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さいごに

人間の目やには正常な場合、白や灰色、黄色ですが、猫の正常な目やにの色は赤っぽい茶色や黒色と大分異なりますので、最初はびっくりするかもしれません。
赤っぽかったりするからと言ってすぐに出血を意味しているわけではないので安心してください。
しかし、逆に、白や黄色の目やにの場合は病気のサインですのでよく覚えておきましょう。
目やにが出ている時に注意するポイントは、4つです。
「どんな色か」「両目から出てるか、片目だけか」「痛がっているか」「他の症状があるか」です。
正常な目やにの範囲であれば、自宅でのケアで様子を見て大丈夫です。
4つのポイントのうちどれかに異常がある場合は動物病院を受診しましょう。
その際、実際の目やにの状態を見せた方が良いので、病院に行く前の数時間は目やにを拭き取らないようにしておきましょう。

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